作業工程のご紹介

笹森産業では、ファインセラミックスの産業用部品の製造・加工を行っています。
わたしたちの日々の作業の流れをご紹介します。

作業工程1 │ マスキング

研磨しない部分をテープで保護していきます。マスキングを施した製品は、つぎの4つの機械を使って研磨していきます。


作業工程2 │ 研削研磨加工

これらの機械を使って各種半導体製造装置用 精密部品などをミクロンレベルの精度で加工する技術を持っています。

万能研削盤

外面研削時に砥石(といし)台と工作物の主軸台を自由に旋回でき、任意に角度変更ができる構造になっており、作業範囲が広いのが特徴です。笹森産業では、セラミックベアリング内輪外輪の精密加工などミクロンレベルの精度で加工する技術があります。


マシニング加工

プログラムにもとづいて自動で材料の加工を行うマシニングセンタという機械を使います。穴あけ、ねじ立てなどの様々な加工を連続して行うことができます。


平面研削盤

平面を加工する際に使われる工作機械です。材料を前後左右、上下に移動させ、回転する砥石に近づけることで加工を行います。


ロータリー平面研削盤

回転する丸いテーブルに材料を置き、砥石で研削を行う機械のです。比較的面積の大きい材料の研削に適していること、多数のワークを一度にテーブルに置いて研磨が可能です。


作業工程3 │ 測定検査

研磨を行った製品は、各種測定器を使用し、研磨の途中でも測定を行いながら、さらに研磨を行います。また完成後も測定し、製品の品質確認を行っています。製品の品質を確認する装置で、品質保証に重要な役割を担っています。

三次元測定機

対象物の縦、横、高さの情報から製品の寸法・位置関係・輪郭形状・幾何公差などを精密に測定できます。


画像寸法測定器

カメラと画像処理システムを駆使して製品の精度を測定します。検査精度はμm(ミクロン〈1ミクロン=1/1000ミリメートル〉)単位です。


製品紹介

産業機械部品

半導体製造装置部品

セラミックベアリング

軸受

自動車関連部品

構造部材

研究開発試作品および治工具


入社後のキャリアアップ

入社後は、様々な仕事を経験することでセラミック製造加工のスペシャリストを目指します。

定期的に個人面談を行い、社員のみなさんのやりたい事も聞いてもらえる環境が整っています。

キャリアイメージ

1. 半年に一度の面談で今後の取り組みたい仕事を確認する

2. マスキング ▶ 機械加工 ▶ 測定等、一気通貫の業務を目指す

3. 1つの機種だけではなく、多くの機種操作をできる人材に成長する

多品種加工のスペシャリストとしてキャリアを積み重ねる

入社後の具体的な流れ

入社3ヵ月

配置転換をしながら適性を確認

(例)

1か月目 マスキング・検査

2か月目 機械加工

3か月目 機械加工

※4種類の機種を一通り理解する

本人の特性や意思を尊重し配属(担当機種)を決定します

配属6ヵ月~1年

主な流れ

❶ 製品測定などの基礎工程を理解

❷ 先輩社員からの操作指導

❸ 練習課題を与えられて考えて取り組む

❹ 段取りから作業までを一通りできる

基礎的な「出来る事」ことを増やしていく期間

こんな方が活躍中

弊社で活躍しているのは、このような方々です。

目の前の業務に集中することが得意。

コツコツと仕事に取り組むのが好き。

機械をさわることやモノづくりが好き。

考えながら仕事をすることができる。

他者の話を素直に聴くのが得意。

他者の考えを自分の考えに取り入れることが得意。

よくある質問 (Q&A)

採用活動の際に、よくご質問いただく質問です。

Q. 主にどのような仕事内容でしょうか。

A. 取引先からの依頼製品をカスタマイズでセラミック製品を加工する業務です。単純作業よりも多品種少量生産がメインになります。

Q. 仕事のやりがいや面白味はありますか。

A. 機械やロボットにはできない技術を自分の手で取り組むことは大きなやりがいで、好奇心、探求心が刺激され、毎日飽きない日々を過ごすことができます。

Q. 仕事で大変なことや、危険なことはありますか。

A. 機械を扱いますので、安全は第一に仕事はしています。また大手顧客から弊社の品質に対する期待がプレッシャーでありやりがいです。

Q. 初心者でもできますでしょうか。

A. 全員初心者からのスタートですので、丁寧に先輩社員がお伝えします。

Q. 残業時間はどのぐらいでしょうか。

A. 平均の残業時間は月10時間未満です。顧客の動向次第ではありますが、無理な受注はしませんので、残業が増えすぎることはありません。

Q. 人間関係はどのような雰囲気でしょうか。

A. 良くも悪くも基本的に個人主義です(笑)例えば、話の輪の中に入っても入らなくても自分の姿勢や気持ちは尊重される雰囲気です。


先輩社員へのインタビュー

笹森産業で働く社員のみなさんへ、インタビューをしました。

20代男性

Aさん

Q1. 入社の動機は何ですか。

A1. 以前の職場が不規則な時間でしたので、定時に終わる職場を探していました。あとは「未経験者でも可能」でしたので安心して応募しました。


Q2. 現在の業務は何ですか。

A2. 製品を測定し、機械にセットしたうえでプログラムをしながら加工をしています。


Q3. やりがいはどんな時に感じますか。

A3. 入社して2年半経ちますが、ようやく自分で考えてやれることも増えてきたので少しずつやりがいや成長を実感していると思っています。


Q4. 大変なことは何ですか。

A4. 加工業務なので、集中力を保ちながら仕事をするのが大変です。ミスをすることもありますが、原因を究明しながらまたチャレンジできる雰囲気があるのは良いところだど思います。


40代女性

Bさん

Q1. 入社の動機は何ですか。

A1. 以前の職場がサービス業で業績が不安定だったため、安定した企業に勤めたかった。


Q2. 入社後の業務はどのような状況でしょうか。

A2. 各工場の現場をローテーションしながら、現在はマスキング業務を中心に、たまに機械を使うようになってきました。


Q3. やりがいはどんな時に感じますか。

A3. 業務の時間が以前よりも短縮してできたことは成長と感じますし、新しい業務ができるとほめてもらえる文化があるので、それがうれしいです。


Q4. 会社の良いところはどこですか。

A4. 先輩社員はみなさん技術があり尊敬ができます。またやさしく教えてもらえるので未経験の方でも安心して仕事ができる環境があります。


Q5. 今後の目標はありますか。

A5. 機械をたくさんマスターして、周囲から信頼される社員になりたいです。


30代男性

Cさん

Q1. 入社の動機は何ですか。

A1. 前職での休日が不規則であったことと、未経験者でも問題ない。ということであったところ。


Q2. 入社後の業務はどのような状況でしょうか。

A2. 最初は、3ヵ月程度ローテーションで様々な経験をしたのちに、現在の研磨機の担当になった。


Q3. やりがいはどんな時に感じますか。

A3. 入社して1年程度ですが、少しずつでも技術が上達し基本的な加工ができるようになってきたときに感じる。


Q4. 今後の目標はありますか。

A4. まずは、今の機械をしっかりとマスターしたいです。その後の理想としては、全てできるように取り組んでいきたい。